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携帯からIDD通話のアクセスを無料にしてしまう裏技

IDDカードとは、料金前払い(プリペイド)方式の国内長距離通話、及び国際通話を激安にするカードです。公衆電話に挿入し直接電話をかけるのではなく、国際電話センターに電話をかけコンピュータ音声の指示に従いカードの裏側に隠されている個別のPINコードと呼ばれている暗証番号を通話の前に入力し利用する間接的な利用方法で使います。

この国際電話センターという存在がやや中途半端な位置付けなのです。マレーシアでは日本の0120(フリーダイヤル)にあたるのが料金無料の1800という番号です。

国際電話センターには、この1800でつながる回線と、通常の電話でつながる回線があり、前者は通話料無料、後者には国内電話の接続料がかかってしまいます。ケータイ電話回線及び一部のホテルの客室から、一部の公衆電話では1800からはじまる通話料無料の回線につながりません。

今回ご紹介する裏技は・・・国際電話カード(IDD)カード情報をプリペイドケータイに登録し海外ケータイ電話のマレーシア国内接続通話課金をゼロにするテクニックです。

IDDカードの裏技テクニック

この裏技テクニックは、2004年の4月から公開されたテクニックです。非常にお得な裏技なのでマレーシアに短期でやって来る旅人だけではなく、数年の長期間駐在しているベテラン長期滞在者ですら知らない人が多いようです。よく読んで正しく使って海外ケータイ生活を楽しく安く送ってください。

DIGI IDD calling card chatz(デジチャットカード)を使ったマレーシアから日本まで1分間あたりの国際通話料金比較

仕組みや、その意味を追究せずとりあえず下の手順通りで挑戦して下さい。DIGIという会社の発行しているマレーシア携帯電話SIMカードと、同じくDIGIのIDDプリペイドカードの組み合わせによりこの裏技が使えます。もしも既に、セルコムやマキシスの回線を買ってしまっている方には残念な限定条件です。今後のコトを考えて日本や海外への国際通話が多いユーザーさんはDIGIに乗り換えた方がお得です。

  1. DIGIのIDDカードを買って、裏の銀色部分をコインでこすって準備しておく
  2. ケータイ電話機のSMS画面を開き、IDDカードの情報を所定の書式でSMSに打ち込みDIGIセンターに送信し国際通話のアカウントを開く。コレで準備完了。
  3. 通話する際には、所定の書式で通話したい国際ダイヤルと、アナタの携帯番号をSMSに打ち込みDIGIセンターに送信するだけでOK!コールバック(電話がかかってくる)ので、その電話をピックアップすると国内アクセス通話料無料の国際電話裏技成功です!

書式1(国際通話のアカウントを開く)

REG P<IDDチャットカードの15ケタの暗証番号>R<016ではじまるアナタのケータイ電話番号>

書式2(国際ダイヤルをかけるための書式)

B<国際ダイヤル00に続けて国番号(日本は81)相手の市外電話番号の最初のゼロを省いて電話番号を打ち込む>A<016ではじまるアナタのケータイ電話番号>

もう一度、例をまじえて書いてみます。スペースやカッコも省略せずに打ち込んで下さいね。暗証番号が1234567890xxxxx、アナタのケータイ電話番号が016-333-xxxx、日本にかけたい国際通話の電話番号が03-3579-xxxxだった場合。

書式1

REG P<1234567890xxxxx>R<016333xxxx>

書式2

B<008133579xxxx>A<016333xxxx>

これらのSMSを送信するDIGIセンターの電話番号は016-226-0066で、書式1・2とも共通の番号です。

毎回SMSを打ち込むのがめんどくさい方は、書式2(かけたい電話番号)をあらかじめSMSのコマンドでメッセージの保存をしておけばラクラクOKだと思います。書式1については、アカウントを開くためのコマンドですから毎回送信する必要はありません。

ついでにDIGIセンターもケータイ電話に番号登録しておくと便利ですね。もしも、高額カード100リンギット(2800円)のカードを買ってアカウントを開けば日本までの国際通話がまるまる200分(3時間20分)利用いただけます。

以上の料金は日本の電話回線が対象です。日本のケータイにかける場合は通話時間が短くなりますのでご注意下さい。詳しい最新の通話料金コストはDIGIの国際通話プリペイドカードの説明書を参考にして下さい。

2016年追記:Skypeなどの無料通話システム、LineやFacebookなどのSNSのチャットシステムが普及した現在からは考えられないことですが、国際電話の敷居が高かった頃、2004年に書かれた記事です。実用的な情報ではありませんがアーカイブとして残しておきます。


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