Tony's Netマレーシア海外ケータイ>実勢価格について

海外ケータイ電話の実勢価格を知ろう

携帯電話機+SIMカードの組み合わせで、ケータイが使えるようになります。日本のドコモさんなどの携帯電話とは違うのでご注意下さい。日本の携帯電話の場合、それぞれのケータイ電話が固有の番号を割り振られていますが、GSM携帯電話は利用者が差し込むSIM(シム)カードに固有の電話番号が割り振られています。このSIMカードを利用者の携帯電話機に差し込むことにより電話が使えるようになるのです。

つまり、筆者の所有するケータイ電話で使っているSIMカードを抜いてB子さんのケータイに差し込むとB子さんの携帯電話は、Tony(筆者)の電話番号で受信・通話・発信できるようになります。

海外ケータイの実施価格をお話しする前に、あなたがどんな日程やスケジュールでマレーシアに滞在するか?ケータイ電話が必要かどうか?を見極めておく必要があります。大きく分けて、海外出張組と海外旅行の二つに分けてみましょう。海外出張組には海外で働く年単位で滞在する「駐在員」や数ヶ月単位で「出張者」扱いで長期滞在タイプと1週間程度以内の短期出張タイプの2つに分かれます。

海外旅行組はワーホリや放浪タイプの長期滞在タイプと、数週間かけてじっくり廻る中期タイプ、そして定番3泊4日などの短期タイプの3つに分かれます。それぞれ、ケータイの必要性が異なると思いますのでよく考えて海外ケータイ・デビューをしてください。

携帯電話の価格は全体的に安くなりました

海外ケータイの実勢価格はすさまじい普及のおかげで価格が落ち着いてきています。最新のコマーシャルではマレーシア国内通話1分間あたり15セント(約4円)、SMSと呼ばれるショートメール送信が1送信5セント(約1.4円)と5年前の価格に比べ70%ダウンしました。利用者にとってはうれしいニュースですね。

海外ケータイ生活の実勢価格について

さて、海外ケータイ生活を始めるにあたって必要な経費をご説明しましょう。2004年7月現在の実勢価格を元に説明しますので価格の変動については手に入れる直前に今一度ご確認下さい。

前述の通り携帯電話機+SIMカードの組み合わせで、ケータイが使えるようになります。携帯電話機はブランド・機能・新品中古というピンからキリまで用意されています。初心者は、中古品に手を出さない方が無難です。予算がない方は、低機能の新品を買ってください。日本円で8000~1万円で購入できます。SIMカードは、料金前払いのプリペイドカードをオススメします。購入には身分証明証など一切不要でしたがレジストリにパスポート番号の記入と署名が必要になりました。(2006年2月追加記事)。

最近、勢力を伸ばしているDIGI(デジ)という会社のスターターパック(ビヨンド)というシムカードなら38リンギット(日本円で1000円)程度です。

↑マレーシアの携帯電話、初期購入プリペイドカードは競争による安売りがピークを迎え最安値は8.50リンギ(270円)という利用者にとってありがたい状況にあります。(2006年4月追加記事)

つまり9000円払えばあなたの海外ケータイ生活は即日、即時開始することができます。この経費の中には終身利用権のあるアナタのGSMケータイ電話機1台と1ヶ月の通話回線使用料、オマケに20リンギット(600円)の通話料が含まれています。受信は(3ヶ月間)無料です。日本に国際通話をかける際に20リンギットあれば最長40分お話しできます。

絶句してしまう海外携帯電話の高額使用料

日本やマレーシアでもケータイ電話のレンタルの広告を見ることがありますが、その高額な料金設定を見るたびに『絶句』しています。なんで?そんなに高いの?と思わざるを得ません。このサイトで紹介している海外ケータイ生活のススメを公開するにあたり、日本の海外携帯電話レンタル会社から「殺!」の脅しや嫌がらせがあるかもしれませんが、江戸幕府の鎖国時代じゃありません。知っている人だけがトクするのじゃなく、情報をもっとオープンにする必要があると思います。

もちろん、このサイトは日本やマレーシアの海外携帯電話レンタル会社を攻撃したり、営業妨害するつもりで公開しているわけではありません。マレーシアの携帯回線会社(マキシス・デジ・セルコムさんなど)、及び携帯電話機メーカー(ノキア・サムソン・モトローラ・シーメンスさんなど)から広告料をもらって宣伝しているわけでもありません。国際的なケータイの普及にともないマレーシアでも携帯電話機の価格が安値に落ち着いた今、「海外ケータイ生活のススメ」として私の主観をもとに情報を公開しています。

高額だけど日本人にとっては便利なレンタルシステム

日本でビジネスとして海外ケータイをレンタルしたり、販売されている会社の携帯電話も立派に通用する通信手段のひとつだと私は思います。なぜなら・・

?故障や不具合に対して即座に対応するメンテナンスやアフターフォローがある
?日本語で説明があり、日本円で決済ができる
?自宅にいながら注文し、宅配便で受け取ることができる
?使いたいたい時だけ、借りることができる
?日本語でクレームがつけることができる安心感がある
?利用国ごとにSIMカードを差し替える必要がない(国際ローミング)

基本的に海外ケータイ生活には、その国の言語もしくは英語の最低限の知識が必要です。ですから言語が日本語しか使えない利用者にとっては日本の海外携帯電話レンタル会社はとってもありがたい存在です。でも、とっても高額な利用料金ですね。日本の家賃や諸経費にかかる物価が高いし、社員やスタッフの給料も高額だからしかたのない金額設定だと思います。

高額な料金設定は日本語サポートの代償

パソコンというモノはまったくのドシロウトなユーザーにとっては未だに操作が難しい機器のひとつだと思います。販売店に尋ねても「パソコン教室に来てください」とか言われるのがオチです。

高額だった頃には係員が何度も足を運んでくれたんですけどねぇ。海外ケータイ生活も同じです。日本語限定のユーザーには、日本語で対応してくれる会社が結局便利です。英語である程度理解できる方なら自分でGSMケータイを購入し使った方がずっと経済的です。

英語による説明書を100%理解しなくても、受信と発信するだけならGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)を屈指したデザインの携帯電話機ですから使えると思います。

それすらできないという大和魂のかたまりのようなお客様は、日本の海外携帯電話レンタル会社をご利用下さい。高額な料金設定は日本語サポートの代償だと私は思います。


次章 IDD(国際電話)カードに進む

海外ケータイ生活のススメTOPに戻る

マレーシアガイド管理人のメールアドレス tonyjsp@gmail.com