Tony's Netマレーシア海外ケータイ>電話を使ってみよう 着信~通話+発信~通話で仮免合格ッス!

海外ケータイ電話の受け方について

海外ケータイ電話の受け方かけ方は基本的に日本の携帯電話と同じです。電話機の機種により着信応答(緑色系)と回線遮断(赤色系)の位置が違いますが、ボタンに描かれているマークの色やカタチで判断できるはずです。あなたのケータイ電話に着信があればモニタ画面に相手の電話番号が表示され、電話の着信音が鳴り響きます。

緑色のピックアップボタン(着信応答)ボタンを押すと電話がつながります。通話終了後は赤色のハングオン(回線遮断)ボタンを押せば電話が切れます。とってもカンタンですね。電話機の種類やメーカーによって差はあると思いますが、工場出荷時の初期設定ではエニーアンサーキー(赤色の回線遮断ボタン以外、すべてのボタンがピックアップボタンと同じ働きをする)がセットされているはずですから9を押しても3を押してもつながります。

海外ケータイ電話のかけ方

電話番号を入力し、緑色のピックアップボタンを押すと相手の電話が鳴り通話をはじめることができます。通話終了後は赤色のハングオン(回線遮断)ボタンを押せば電話が切れます。通話するエリアによっては電話がつながりにくい時間帯や場所があります。

昔に比べて回線状態がまずまず安定してきたマレーシアですが、日本の通信サービスに比較してみるとやや供給不足のようです。したがって、通話利用者の多い時間帯にはかけることも着信することも不可能に陥ることもありますのでイライラせず、時間をおいてから再度電話をかけて下さい。

電波の強弱を示すアンテナマーク

電波状態の悪い山間部やビルの中での受発信はモニタ画面に表示されている電波の強弱を示すアンテナマークを見て判断してください。最強(4本)強い(3本)弱い(2本)最弱(1本)アンテナ表示がないと通話不能エリアを意味します。

筆者はノキア社の2100機種を使用していますが過去の経験から電波状態の悪い1~2本のエリアではつながる確率50%以下です。少し場所を変えてみるだけでアンテナの本数が増えたり減ったりしますのでチョコチョコッと場所移動してアンテナマークが増えた場所で電話を利用して下さい。

気をつけたいマナーとルール

マレーシアではケータイ電話利用禁止のエリアや、通話のマナーがとってもルーズです。面談中や、商談中でもケータイに着信があれば、相手の了解も得ず電話に出て話し始めます。観光省大臣を招いて、200名程度のセミナーに参加したときのことです。大臣のスピーチの最中にある参加者のケータイが鳴り響きその電話に出て大声で話し始めたときにはさすがに周囲から冷たい視線が浴びせられていましたが、マレーシアではよくある光景です。筆者の記録では忙しいビジネスマンと面談していると面談時間30分の間に、25分電話されていたコトもあります。こういうビジネスマンとキチンとお話ししたいときは、目の前にいる彼のケータイに電話をかけケータイ電話を利用して音声のやりとりをした方が無難です。(笑)冗談はさておき、ケータイマナー先進国(筆者の独断)である日本のみなさんは最低限のルールとマナーをわきまえて海外ケータイ生活を送ってくださいね。

  1. 面談中にはマナーモードにしておき、緊急連絡でやむを得ず電話に出なければならないときは面談相手に了承を得てから電話に出て簡潔に会話するべし!
  2. セミナー、式典、映画館ではマナーモードにしておきやむを得ない緊急連絡には、会場の外に出て通話するべし!
  3. マナーモードの使い方がわからない方は、ケータイのメイン電源を切っておいて下さい。
  4. 飛行機の中では通話・SMSともに禁止。電源を切っておいて下さい。

ご注意!車の運転中はケータイ通話禁止!

車を運転しているドライバーはケータイ電話を利用してはいけません。マレーシアの道路交通法で運転中のケータイ利用を固く禁じています。違反者には罰則金キップがもれなく与らえれれます。

比較的のんびりしたカンポン(いなかエリア)ではきびしい取り締まりが少ない傾向にありますが、KLやJBの幹線道路にはケータイ利用ドライバーを摘発する専門の検問所が設けられていますのでご注意ください。ハンドセット(マイク付きイヤホン)を装着すれば運転中の通話制限はありません。

車を運転する方はぜひハンドセットをお買い求めいただき車の中に常備して下さい。ハンドセットを携行せず、運転中に電話がかかってきたら左車線に車を停車させて通話するか、留守番電話につないで下さい。

マレーシアの道路交通法では、直接電話を耳にあて通話することを禁じているのでハンドセットを利用すればモンダイありません。つまりドライバーが着信に応答しても、相手先に発信することも可能です。

運転中のドライバーが発信のためケータイ電話機のボタン操作をしても良いという拡大解釈すればアルファベットを打ち込むSMSの送受信は違法ではないということになります。

高速道路を走行中、SMSをビシビシ打ち込むドライバーを見たことがありますが、普通に電話を使って運転するよりよっぽど危険を感じました。よい子のみなさんは決してマネしないようにしてくださいね。

2016年追記:この記事が書かれてたのは2004年当時の実情です。従って法律や道路交通法規などは最新の情報ではありませんので、ご注意ください。


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マレーシアガイド管理人のメールアドレス tonyjsp@gmail.com