Tony's Netマレーシア海外ケータイ>アクセサリーで個性をアピール

着せ替え人形方式でドレスアップできます

マレーシアの携帯電話ショップの壁面にズラーと並べられたケータイのカバー。パット見たところ「ケータイ電話端末がぶら下がっている」と思う方も少なくないと思います。ところが、カバーだけなのです。ケータイ電話はマレーシアの平均所得から換算すると高価な商品ですが都市部に住む若者にとっては必需品。

みなさん、せっかく手に入れた自分の携帯電話を宝物のようにしています。そして、ケータイのプラスチックのケース(外箱)を買い換え、個性をアピールしています。パサマラム(夜店)の屋台でもケータイのカバーは人気のアイテム。着せ替え用のカバーだけを取り扱うお店も少なくありません。

ココでもノキア優勢の秘密が・・・

携帯電話機のメーカーによって、外箱がカンタンに取り外しできるタイプと、工具を使わないと取り外しできないタイプに分かれます。ノキアの販売している機種は、とってもカンタン。工具無しでもカチャカチャとボタンやツメを押したり引いたりするだけで外箱がカンタンに取り外しできます。

ドレスアップする、お気に入りにケースが見つかったら、係のヒトに「コレお願いします」と言えば、目にもとまらぬ早技でカチャカシャチン!わずか30秒で作業は完了です。料金はノキア社製ケースが50~100リンギット。メイド・イン・チャイナのナンチャッテ・ノキアならわずか8~15リンギット。見た目はほぼ同じなのでホンモノを買う人より、ナンチャッテ・ブランドが一般に普及しています。

そう、ココにもノキアの機種が売れる仕組みが隠されていたのです。パナソニック、ソニー・エリクソン、モトローラ製、そして今をときめく韓国製品サムソンの携帯電話も含めて、着せ替えのパーツがガクンと減ってしまうのです。ケース一体型のモデルは専用工具でしか取り外しできないし、仮に付け替えてもバッテリーの裏蓋がオリジナルケースのままという中途半端なモデルチェンジしかできないのです。

パーツがあらゆるお店に並んで安価に供給されているのがノキア製品の最大の特徴。消費者はその豊富なアクセサリーに魅力を感じてノキア製品を買い求めているワケですね。日本のトヨタ自動車さんのような戦略?ですなぁ。

店頭に並んでいるケータイのカバー。圧倒的にノキアの各種モデルが・・・

ハンドセットはドライバーの必需品

マレーシアの道路交通法では車の運転中ケータイ電話の使用を禁じています。例外として、かかってきた電話をマイク&イヤホンセット(ハンドセットと呼んでいます)を使って応対することは許されています。したがって、ドライバーさんにとってハンドセットは必需品です。

ケータイを新規で買うと、ほとんど無料で付いてくるハンドセットですが、街のケータイ屋さんには実用度が高いタイプのモノが10リンギット前後で売られているので新しいモノ好きの方ならぜひ店頭をのぞいてGetしておいて下さい。日本で買うよりお得です。

ケータイアクセサリーの購入と販売店の選び方

購入に関しては、自分のマイ海外ケータイを忘れずご持参下さい。そして♪ドレ・に・し・よ・う・か・な♪と自分で迷わず、店員さんにアドバイスを受けて下さい。「私は、◎◎社の△△モデルを持っているが、最近のトレンドは?」と聞いてみると親切に教えてくれます。

シロウトが一見して見分けの付かないケースが並べられています。例えばノキアの2100機種にナンチャッテ6280モデルのカバーをセットするコトもカンタンに行えるのです。(理解できない人スミマセン、専門用語です)店員さんからアドバイスがもらえなかったとしても、「あなたのケータイならココからココまでアルヨ!」と教えてくれるはずです。ノキア社の携帯のカバーなら10リンギット前後です。

気に入った色やカタチを見つけたら「コレ下さい」と伝えればカチャカシャと係のヒトが付け替えてくれます。もちろん、取り替え手数料の値段は無料です。販売店はわずか300円程度の売上げにもかかわらず、きちんとアフターサービスもしてくれるお店を選びたいですね。


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