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治安・トラブル対策について

政治が安定しており暴動やデモのない安全な国、マレーシア

マレーシアは東南アジアの中でも政治が安定しており、暴動やクーデターなども無縁。薬物や銃の不法所持について極刑を含む処罰を行うためか、治安は行き届いています。とはいえ、日本を離れてマレーシアで暮らすにはトラブル対処法も違います。本章では、治安トラブル対策をまとめてみました。

2015年9月追記>過去には、暴動やデモのない国と書いておりましたが、政府首脳の政治と金にまつわる疑惑を追及するために、市民が決起し大規模なデモ行進や集会が行われるマレーシアになってしまいました。「君子危うきに近寄らず」を念頭に、行動するのが賢明かと思います。

武装した強盗犯が、銀行や宝飾店を襲撃するケースもたまにあります。こうしたプロの犯罪集団が本気で強盗犯に遭遇したとき、防ぐ方法はありません。金品を要求されたら応じるしかありません。ヘタに抵抗したり叫んだりして犯人を刺激すると命を落としかねないので、ムダな抵抗はやめましょう。

犯罪場面に出くわしたら、犯人の見えるところでケイタイを取り出し警察に連絡しようと試みるのも危ないのでやめておきましょう。犯人が銃を持っているなら流れ弾が危ないので、身を伏せて犯人が逃走するまでジッとしているのが賢明です。エェ?マレーシアってそんな危険な国なの?そんなことはありません。日本でも凶悪犯罪が頻発しています。どんな国でも悪い奴らは存在するんです。

日常の暮らしにおける防犯対策

強盗は大げさにしても、空き巣や窃盗犯は日本と同じように存在します。マレーシアで暮らす中華系マレーシア人の保安対策を見習ってみましょう。彼らは、玄関ドアの外側に頑丈な鉄格子の扉をつけて、かならず施錠しています。窓ガラスにも同じく鉄格子をつけて、侵入を拒否する意思を表示しています。

こうした2重ドアが付いているにもかかわらず、「ウチは大丈夫」と安心したスキに犯罪が近寄ってくるのです。出入りの時に面倒ですが、解錠・施錠を繰り返しましょう。ピンポーンと呼び鈴が鳴っても、必ず相手を確かめてからドアを開けるようにしてください。ホテルの客室ではチェーンロックを忘れずに!

ブランドロゴの入った財布に分厚い札束を入れて、お店で会計するのも犯罪を誘発する行為です。まとまったお金は、輪ゴムで縛って財布とは別の場所に携行するとか自己防衛策も考えておきましょう。二つの財布を分けて使うのも、財布にチェーンをつけてカラダにホールドするのも有効な作戦です。

車で移動するときの防犯対策 駐車時、車内に荷物は置かない

日常の暮らしにおいても、マレーシアで暮らす中華系マレーシア人の保安対策を紹介しましたが、クルマで移動するときにも彼らの自己防衛策は徹底しているので見習いましょう。まず最初に、社内には音楽CDを含めカバンやパソコンバックなど荷物を置いたまま駐車しない。基本中の基本です。

マレーシアのガソリンスタンドは基本的にセルフ方式です。給油の際もエンジンかけっぱなしで運転席ドアに鍵をかけないのは、犯罪を誘発する行為です。面倒でもかならず鍵を抜いてエンジンを切り、ドアにロックをしてから給油作業に入りましょう。家族や子供さんを乗せているときには、余計に注意しましょう。

社内に乗り込んだら、即!ドアロックをする。ショッピングセンターやホテルの駐車場で見知らぬ人に、窓をノックされても「ナンですか?」と不用意に窓を開けてはいけません。ヤバそうな相手だったらクラクションを鳴らして周囲にSOSを発信するのも有効な手段ですが、相手がホンモノの銃で武装していたらあきらめてください。金品を要求するなら、抵抗せず差し上げて「命」を守りましょう。

ひったくり、置き引きなどから身を守る自己防衛策を忘れずに

警察詐欺やいかさま賭博に気をつけましょう

実際に見たり、体験したことはないのですが「いかさまカード賭博」というのが存在しているようです。日本語の話せるマレーシア人が「今度、私の妹が日本に行くのだけど、日本のこといろいろ教えてほしい」と接近してきて、気を許してしまうと自宅と称するアジトへ連れて行かれ、なぜかトランプをはじめる。

いかさま賭博にはよくある作戦で、最初は勝たせてもらえるらしい。そのうちレートが跳ね上がり最後は必ず負けてしまい、現金が少なければクレジットカードで支払いを補填せねばならないそうだ。キーワードは、優しそうな日本語のできるマレーシア人。親切すぎる相手には、注意するのも自己防衛策の一つです。

日本国外務省のサイトを見ていたら、警察官を名乗る人物が「警察だが、麻薬を所持している疑いがあるので、持ち物を検査させて欲しい」などと声をかけられ応じると手荷物検査を装い、金品を抜き取ったりそのままバックを持ち去るケースもあるようです。こういう話もあるということを覚えておいてください。

ひったくり、置き引きなどから身を守る自己防衛策

デジカメやパソコン、携帯電話などはマレーシアで高額商品です。モノによっては月給と同じ、もしくは報酬の数ヶ月分という高価な商品です。喫茶店のテーブルに携帯を置き忘れたら99%の確率で紛失すること間違いありません。自分のモノは自分で守るのが基本的な保安対策です。

筆者の知人が日本から遊びに来てくれた時の実話です。KLCC(ペトロナスツインタワーのショッピング街)のホーカズ(屋台村)で食事を済ませ、立ち上がったら、知人のセカンドバックが紛失していました。彼は、「バックを椅子の背もたれと背中の間に挟んでいた」とい言っていましたが、周辺を探しても見つからない。

セカンドバックの中には、デジカメ・現金と財布・クレジットカード、そしてパスポートも含まれていました。数日後には日本行きの飛行機に乗らなきゃならない予定だったので、とりあえずクレジットカードの紛失届を済ませ、パスポートの再発行(帰国のための渡航書)のためKLにある日本大使館へ向かいました。

必要な書類の記入、インスタント写真などを用意して日本大使館へ戻ると、領事館が「あなたのパスポートが発見されたとKLCCの隣のビルの警備員から連絡がありました」と報告がありました。早速タクシーでそのビルに向かうと「トイレに廃棄されていました」とサイドバックを返してくれました。

中を確認しましたら現金やデジカメは紛失していましたが、パスポートやカード類、運転免許証などはそのまま収納されていました。明らかに、窃盗のプロの犯罪です。知人は、過去に訪問した国のスタンプが残っているパスポートが戻ったことに感激し、警備員に涙ながらに感謝していました。

被害に遭った知人は、ニューヨークに留学経験を持つ海外暮らしの長い旅行慣れした人物です。しかし、犯罪のプロは想定を上回る巧妙な手口で狙うのです。もしも、知人がショルダーバックを斜めがけして膝の上に所持していたら、窃盗犯はセキュリティの高さにシッポを巻いて別の獲物を探していたのかもしれません。


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