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マレーシアの物価について

驚くほど安い食肉・米飯・野菜とトロピカルフルーツ

マレーシアの物価は安い。地元で栽培してる野菜や果実、各種香辛料は激安。輸入物である米や一般食品も日本で買うことを考えると非常に安い。また、クアラルンプール(KL)、ジョホールバル(JB)、ペナン、マラッカなど都市の周辺には日系のジャスコ(Jaya Jusco)が出店しているため、日本国内で売られている食料品のほとんどがやや高めの金額ですが入手できます。

【お米】地元で消費される米は、タイ製の長粒米(パサパサしている)種です。日本産のコシヒカリやササニシキなども売っていますが、非常に高価です。オーストラリア米やカリフォルニア米のジャポニカ米(日本タイプの米)は安く売られています。普通に炊飯すれば、美味しく食べられます。寿司もおにぎりも作れる、ほぼ日本米のような米です。コクゾウ虫が混入している場合もありますが衛生的には問題ないので安心してください。

【パン】食パンや菓子パンが一般の商店でも並んでいます。大手パンメーカーの作る食パンは、かなり薄切りでイースト発酵もイマイチです。小さな自家製パンを売る店では本格的なパンを売っていることもありますので、自分の滞在している近所の店を開拓してみてください。常温で保存するとカビが発生する無添加の食パンもあります。「カヤ」と呼ばれるココナッツジャムはトーストによく合います。

【乳製品】大変失礼ですが、マレーシア国産の牛乳はやや甘めで美味くない。日本製の牛乳を入手するのは困難なので、大手スーパーで売っているオーストラリア製の牛乳をオススメします。ヤクルトのような乳酸菌飲料は小さな店でも手に入ります。チーズは地元の人が食べないのか?種類も少なく期待できません。

【肉類】食肉は精肉して食品トレーに並べて売られているのは大手スーパーだけ。一般の商店や食肉店では肉の塊がぶら下がっているため、臭いもキツいし見ただけで食肉嫌いになる人もいると思うので、予感がしたら近づかないほうがよろしい。牛・豚・鶏肉・羊肉(カンビン)などが普通に売られています。

【牛肉】牛肉(ランブー)も手に入ります。日本国内牛の松阪牛や神戸牛などはほとんど手に入りません。マレーシア国産の牛肉は非常に安いのですが、スジが多いし臭いもきついので煮込み料理には使えます。ステーキや焼き肉をするならニュージーランド産かオーストラリア産の牛肉を買うとよいでしょう。安く買えます。

【豚肉】イスラム教国ですから、食のタブーがあり、一般大衆向けにブタ肉(バビ)の販売が禁じられています。大手スーパーでは「ノン・ハラル」(マレー語でティダ・ハラル)として陳列コーナーやレジも別になっています。豚肉製のソーセージやハム、ラードの入った加工食品や缶詰もノンハラルコーナーで買うことができます。

【鶏肉】宗教上の理由で、牛がダメとか豚がダメという多民族が暮らすマレーシアでは、鶏肉(アヤム)が最大公約数的な食肉として消費量も多く安く流通しています。一般の小売店では丸ごと一羽とか骨付きブツ切りで売られています。日系スーパーではモモ肉・ムネ肉・ササミに分けて売ってますが値段は高めです。

【卵類】鶏卵(テロゥ)は一般の商店でも売られています。ブランドもの高機能エッグも流通しています。地元の人たちは生卵で食べる食習慣がないので「卵かけご飯」にしてもいいか迷うところですが、筆者は生でも食べています。カンポンエッグと呼ばれる地鶏の卵は、地元商店で手に入ります。ウズラの卵もあります。

【野菜】トマト、ジャガイモ、キュウリ、レンコン、空心菜、ナスなどは激安。高原栽培しているレタスやキャベツ、白菜、カリフラワー、ブロッコリーはやや高いけど日本より安い。輸入物のセロリやペプシカン(ピーマン)は高いけど同じく日本より安い。レモンは輸入物なので値が張るが、ライムが地元産で流通していて激安です。

【果実】パパイヤ、スイカ、バナナ、パパイヤ、マンゴスチン、ドラゴンフルーツなどのトロピカルフルーツは我が目を疑うほど安い。高原栽培しているイチゴも流通してます。輸入物としてオレンジ、リンゴ、ブドウ、柿、梨などもあるが高くて美味くない。せっかくマレーシアにいるなら安価なトロピカルフルーツを満喫してほしい。

【魚介類】魚(イカン)は地元で捕れる近海物のエビ(ウダン)、イカ(ソトン)、サワラの仲間(テンギリ)、鯛の仲間(ジェナ)、スズキの仲間(シャカップ)、アサリ貝などが比較的安価に手に入ります。刺身や寿司に使えるシャケ、マグロ、ウナギ、白身魚は空輸で店頭に並べる日系スーパーで日本より高めで手に入ります。

【調味料】日系スーパーでは日本で売られている味噌や醤油、みりん、料理酒、調理油、わさびや辛子など各種香辛料が手に入ります。ローカルのお店でも醤油、味の素、塩、砂糖がかなり安く手に入ります。マヨネーズはローカルブランドは甘めなので、日系スーパーの日本製マヨネーズやドレッシングをオススメします。

晩酌をたしなむ方にはキツイ!高額な酒・アルコール飲料

地元のタイガービール、欧州系のハイネッケン、カールスバーグもマレーシア国内にブルワリーを設け国内醸造している麦酒メーカーも多いマレーシアですが、イスラム教国であるためアルコール飲料に対する酒税が高い。缶ビールをスーパーの安売りで買っても日本の価格より高い。晩酌を嗜む方にはキビシイ国です。

アルコール飲料に対するマレーシアの課税は、日本の酒税とは違いアルコール度数に正比例しています。ビールは5度前後、日本酒・ワインは14度前後、焼酎は20〜25度前後、スコッチやブランデー、ウォッカなどは40〜50度の酒ですがアルコール度の高い酒類に高額な税金が課せられています。

焼酎と、日本酒を比較するとアルコール度数の高い焼酎の税金が高く、日本酒(大関など)は一升瓶(1800cc)でも70リンギ(約2000円)なのに焼酎(いいちこなど)は4合瓶(720cc)で110リンギ(約3000円)と日本の小売価格を上回っています。ジョニ黒(700cc)は酒販店で160リンギ(約4800円)です。

日本でいう酒販の免許は、ビールを除くアルコール度数10度以上の酒類を扱うお店に必要です。営業時間や商品管理の保安などにもキビシイ基準があるようです。5度前後のビールやカクテル類は、酒販の免許が必要ありません。ビールなどは一般の小売店、ローカルのスーパーマーケット、コンビニなどで売られています。

蛇足ですが、酒販店以外のレストランやカフェにもアルコール度数の高い酒類を提供しても良いライセンスが存在します。外国人観光客が出入りする一流ホテルや、高級レストランではライセンスを取得してスコッチやカクテルを販売しています。一般のレストランや喫茶カフェではビールしか売っていないのが実情です。


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