
クアラルンプール Kuala Lumpur (連邦直轄領)
マレーシアの首都クアラルンプール。19世紀中頃に錫鉱床採掘拠点として開拓されました。クアラルンプールとはマレー語で「泥が合流する場所」という意味。クラン川とゴンバッグ川の合流地点が命名の由来とされています。1896年にイギリス植民地の英領マラヤ連合州の首都と定められました。
1957年8月31日にマラヤ連邦(現マレーシア)として独立したときにも首都はクアラルンプールとされ、1974年にセランゴール州から分離され、連邦直轄領となりました。1995年以降、政府行政機関がプトラジャヤと名付けられた新都心に移転をはじめ、行政機関の効率化と市内の渋滞緩和に役立っています。
マレーシアの空の玄関として1999年に新設されたクアラルンプール国際空港(KLIA)は、その後エアアジアをはじめとする格安航空会社専用のLCCTターミナルも併設しアジアのハブ空港として国内外から注目を集めています。2014年にはLCCの成長に伴いKLIA2空港を新規建設して開港しました。セパン国際サーキットでは、F1グランプリも開催されています。
ペタリンジャ(PJ)、シャーラム、スバンジャヤ、チェラス、USJなどの衛星都市を計画的拡張し、それぞれをハイウエーで結び増え続ける人口を吸収している。これらの衛星都市はセランゴール州の管轄になるが、地域住民たちは「KL(クアラルンプール)に住んでいる」と公言するためKL在住の人口は統計より多く感じます。

クアラルンプールの名所
KLCC ケーエルシーシー Kuala Lumper City Center |
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ペトロナスツインタワー PETRONAS Twin Towers |
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ムルデカ・スクエア Merdeka Square |
ムルデカ・スクエアは、トゥンク・アブドゥル・ラーマン初代首相が、独立宣言を行った場所。広場の周囲にスルタン・アブドゥル・サマド・ビルというコロニアル建築がランドマークとしてそびえ立つ。英国植民地時代にはマラヤ連邦行政事務所として利用されていましたが、現在ではマレーシア司法裁判所として使われています。残念ながら一般公開されていません。 |
レイクガーデン 国家記念碑 National Monument |
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プトラジャヤ Putrajaya |
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クアラルンプール国際空港 KLIA Kuala Lumpur International Airport |
![]() KLIA2・KLIA空港利用ガイド https://malaysiajp.com/klia/ |
セパン国際サーキット Sepang International Circuit |
1999年に完成したセパンサーキットは一周5,543kmの国際サーキット。日本をのぞく東南アジアでは最初のF1グランプリが同年開催され、2011年現在毎年開催されています。KLIAクアラルンプール国際空港に隣接しているので国外からのアクセスも容易です。レース開催期間外に本格的なカートでサーキットを走行できるアトラクションも人気を博しています。 セパンサーキット(英語サイト) http://www.sepangcircuit.com/ |
バトゥーケイヴ(バツーケイブ) Batu Cave |
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クアラルンプール Kuala Lumpur周辺の地図
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