赤道にほど近いのんびりとした熱帯雨林 マレーシアの国土と都市
マレーシアは南シナ海をはさんで東西に分かれています。左側のタイから南に延びる「マレー半島」部分が西マレーシアと呼ばれ、右側「ボルネオ島」の北部は東マレーシアと呼ばれています。国土面積は約330,434平方㎞、日本の約90%ですが人口は約4分の1ですからゆったりとした人工密度といえるでしょう。
半島部は北にタイ王国と陸地を接し、南にシンガポール、西側はインドネシアのスマトラ島と国境を接しています。ボルネオ島北部の中央にブルネイ王国と領土を分け合う形でマレーシアはサバ州、サラワク州。南部はインドネシアの領土。ちなみにインドネシアでは「カリマンタン島」と呼ばれています。
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マレー半島 西海岸は都市が発達、東海岸は自然が残る
マレーシア半島左側のマラッカ海峡は西海岸。ペナン、イポー、マラッカなどの古くから発達している街や首都クアラルンプールなど都市が集中。逆に東海岸の都市化は遅れていすが、美しいビーチ、透明度の高い海など自然がキレイです。文明の発達と、環境破壊・公害問題というのは日本と同じく比例していますね。
下記は、マレーシアの半島部分を縦断する南北高速道路(緑色のライン)と主要国道(ピンク色)、主な都市を解説した簡易ロードマップです。南のシンガポールから北端のタイ国境まで舗装された有料高速道路の全線開通がマレーシア経済にもたらした恩恵は、はかりしれないでしょう。
また、南に国境を接するシンガポールとは、ジョホール海峡を鋏み2本の道路橋で結ばれています。セカンドリンクと呼ばれている高速道路を利用すると、信号もなくノンストップで両国のイミグレーションと結ばれています。
自家用車で通過する際には、高速道路の料金所のようなブースで一旦停止して、パスポートを提示して国境を越えるシステムが導入されています。四方が海で囲まれている日本では経験できない、国境通過の方法といえるでしょう。
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