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海外ケータイ電話機メーカー比較論 NOKIA vs SAMSUNG

筆者の主観による意見ですが世界最先端を単独で突っ走る日本の携帯電話と、マレーシア国内で販売されているGSMケータイは4年ほどの差があるように思えます。大型液晶画面、カメラやビデオ機能、電池のロングライフといったハードウェア的な先端技術に加え、インターネット接続、ショートメール、e-mail機能の充実したソフトウエアなど日本のケータイはかなり先を進んでいます。

マレーシアでは、新機種モデルの液晶画面がようやくカラー化してきている(モノクロが70%以上)のにとどまっており、ネットアクセスの普及などはまだまだ先のことのようです。

という意味で、これからご紹介するケータイ電話機の機種が日本の新機種とは違い遅れていることをあらかじめ念頭において下さい。

それともうひとつ。海外ケータイ生活を始めようとする方から「Tonyさん、ケータイ電話機が高すぎる!」という声をよくいただきます。日本のケータイなんて最新機種や高機能のケータイをのぞけば1円とかタダ!という市場価格がそういう意見の源を創っているのだと思います。

しかし、よく考えてください。日本のケータイ電話の初期購入費用はゼロでも、毎月の基本料金+通話料金が重くのしかかってきますよね。そして、1ヶ月とかで解約しようものなら違約金を請求されます。しかし、マレーシアで始める海外ケータイ生活なら、毎月の基本料金30リンギット(840円)には、840円の通話料金が含まれているのです。

オマケに、買ったSIMカードにはあらかじめ1ヶ月の基本料金と通話料金が含まれているので、使い終わってSIMカードを放棄すれば翌月以降、使わなければ無料なのです。「ただより高いものはない」それが日本のケータイ電話料金マジックの正体なのです。

オススメのノキアケータイ電話機(左3315、右は筆者も使っている2100)

韓国ブランド「サムソン」と「LG」の大攻勢

日本でもブレイクした「冬のソナタ」を含め、マレーシアでは現在韓国ドラマがものすごい勢いで浸透してきています。ドラマがヒットすると、もちろん俳優さん、女優さんたちの知名度が上がり人気も出てきます。ドラマの中で主人公やヒロインが着ていたファッションや、使っていた車やインテリアや家電のブランドもググッと人気が上がります。ケータイなんてその典型ですね。

というわけでブレイクしている韓国ドラマのなかで使われていたケータイ機種にはプレミヤがつけられたりして引っぱりだこのようです。「サムソン」とか「LG」というブランド名の韓国家電メーカーのケータイがスゴイ勢いでシェアを伸ばしています。

マレーシア国内で販売されているケータイブランド

ケータイ電話機メーカーを羅列してみましょう。ノキア、シーメンス、モトローラ、アルカテル、サムソン、LG、パナソニック、ソニー&エリクソンなどが主だった8社です。日系企業ブランドがようやく力を入れ始めたかのように見受けられますが、マレーシアでは知名度・人気度共に最下位に近い低空飛行を続けています。

なぜなのでしょう?単価が高く、利幅のとれる日本国内の携帯需要に対応するのが忙しくてGSM携帯電話機への進出をとどまっているのでしょうか。なんとなくもったいないような気がします。

すべてのバランスに高い評価を集めるノキア製品

海外ケータイ生活を始めるにあたって、特定ブランドを決めていなければ「ノキア」製品をイチオシでオススメします。通話品質、デザイン、耐久性、アフターフォロー、メンテナンス、電池のロングパワーと寿命、豊富なアクセサリーすべてのバランスで他メーカーを凌駕しています。飛び抜けて支持者が多い「ノキア」ブランドを強くオススメします。

  1. 通話品質が安定して、高品質・先端技術はノキアから発信されている
  2. 大量販売をしているので価格が品質に対して安く提供されている
  3. なぜか、電池バッテリーが長持ちして寿命が長い
  4. 利用者が多いため、出先でも手軽に充電機が借りることができる
  5. ハンドセット(イヤホン)や着せ替え用カバーなど豊富なアクセサリーは、欧米ブランドの20倍、韓国製ブランドの50倍以上流通している。一人勝ちのノキアといえるでしょう。
ノキア2100(モノクロ画面)の新規購入セット

数えだしたらきりがないほどノキア製品の優れた点ばかり見えてきます。勝つべくして勝つ。愛されるべくして多くの支持者に愛されている「ノキア」ブランド。マレーシアでの海外ケータイ生活はノキアからお始めなさることを強くオススメします。

コレだけ強くオススメするのは筆者であるTonyが複数のメーカーのケータイ電話機を使いそれぞれの長所短所を体感したり、友人知人の利用機種の良い点悪い点を総合判断して出した結論です。(*当サイトでは、ノキア社から一切の広告・宣伝料金をいただいていません。)

2016年追記:強者どもが夢のあと・・・あれだけ強力なマーケットを誇っていたノキア社の海外ケータイですが、アップル社のiponeが登場したあとスマートフォンへの切り替え期に、中国・韓国ブランドに打ち負かされ2014年4月25日にマイクロソフト社の傘下に移りました。

支払う前に確認しておきたい充電器の電源(100ボルト)対応

充電器の裏側に書いてあるAC入力100~240vを確認しようケータイ電話機を買うと、パッケージに電池と、充電器が最低限必ず付いてきます。(機種により異なる)この充電器が日本の電圧に対応がしているかどうかを確認してください。モノによってはマレーシア電圧専用の240ボルトオンリーの充電器がセットされています。コレはダメです。日本で使えない携帯電話機でも、電池を長期間充電せず放置しておくと次回使いたいときに使えなくなります。日本で使っていないときでも定期的に放電と充電をしておくメンテナンスが必要です。日本の100ボルトに対応していない充電器はそのまま使えないので変圧器が必要です。ムダな出費を抑えるためにもケータイの充電器は100~240ボルト対応のモノを探して購入してください。

できれば避けたい中古ケータイ電話機

海外ケータイ生活をデビューする際、一番安価な方法は手頃な中古のケータイ電話機を入手することです。しかし、この方法はオススメできません。マレーシアのケータイ電話機市場では、新機種交換のためトレードインという制度があり自分の今使っているケータイを下取りに出せる制度があります。

お客様は下取り価格と新機種の差額を支払えばよいため比較的中古のケータイは出回っています。しかし、これらの中古機種の大半は電池の寿命が終わっているモノや、通話品質にモンダイのあるケータイ電話です。海外ケータイ生活のプロフェッショナルなら、中古機種の選定や見極めが可能ですが、シロウトさんはたいていカスかボロをつかまされます。

中古ケータイでも3000~1万円はするし、買っていきなり電池交換やメンテナンスに費用がかかったりすると、新品購入に比較してお得ではありません。アナタの予算が少ないのなら、モノクロ画面の型落ち新品7~8000円のケータイを購入した方がぜったいにお得です。

覚えておきたい単語 「チトロン」と「エーピーセット」

マレーシア国内なら、どんないなか町に行ってもケータイ電話機の販売店がネットワークを結んでいます。お客さんはその販売店で、ケータイ電話機を買ってSIMカードの会社を選んでプリペイドカードを併せて購入しています。

こうしたお店では、チトロンとエーピーセットという単語がごくあたりまえのように使われています。海外ケータイ生活を始める際にはぜひ覚えておきたい単語です。

「チトロン」(Zitron)とは、マレーシアの工場から出荷された正規流通の携帯電話機商品。「エーピーセット」(Ap-set)とは、並行輸入モノの商品です。並行輸入している相手国はシンガポールのことを指します。

関税がかからない商品なので違法輸入ではありません。マレーシアの国内工場から出荷される「チトロン」とシンガポールから輸入される「エーピーセット」に商品の機能や性能に差はありませんが価格には大きな差が生じています。

修理や保守のアフターフォローも販売店から同等に受けることができます。ですから、海外ケータイ生活をマレーシアで始めるなら価格が安い「エーピーセット」の新品を購入されることをオススメします。

ケータイ電話機 正規商品と並行輸入商品の価格差

なぜ、こういう価格差が出ているのか?これは、筆者の推察ですがシンガポールの「エーピーセット」の流通はマレーシアのみならず、インドネシアや、タイなどの周辺国、香港や台湾などの華僑ネットワーク国にも及び、その出荷台数はマレーシア単独の国内流通をさせる正規販売店の数十倍におよぶため、メーカーからの仕切り値段も安いはずです。

ローコスト・マス・マーチャンダイジング、つまり大量仕入れ・大量販売による価格破壊を実現させているようです。お買い求めの際には、価格が安くて同品質のエーピーセット版がお得です。探してみてください。

ポスターやチラシを貼りまくったにぎやかで品のないインテリアがケータイショップの基本。MWK店内写真。右がMr.Mok社長

ケータイ電話は、今や激安街道まっしぐら!急激なる販売台数の増加に伴い価格は落ちるところまで落ちています。どの店で購入してもほとんど差はありません。もしも、マラッカで新しく海外ケータイ生活を始めようとするなら、マラッカ一丁目のルネッサンス・ホテル(現ラマダホテル・マラッカ)から徒歩1分の「MWK Telecommunication」の下の地図を参照「莫(Mr.MOK)社長」を訪ねてみてください。

Tony's Netを見てきたといえば、お得なAp-set料金からさらにガバッと値引きをしてくれるハズです。この店は英語が通用するし、販売員も豊富な知識を備えたベテラン揃いですからIDDの裏技もバッチリ教えてくれます。

追記:2010年に上記の携帯電話販売店「MWK」さんは、店舗拡張のため移転しました。移転先は、目の前やや右手(下記の地図は昔の地図です)です。外から見ると携帯専門店ではなく食品雑貨店のような店構えになっています。携帯コーナーは入り口右手にあります。

2010年9月23日追記:ちなみに、食品雑貨店も「莫(Mr.MOK)社長」のお店です。地元名産の珈琲とかマレーシア特産の香辛料、カップ麺から食品雑貨を扱っています。おみやげ探しにもご利用ください。

2016年7月24日追記:スマホ全盛の昨今、この記事で解説しているGSM携帯電話システムはすでに流通しておりません。この記事で紹介していた携帯ショップもいつのまにか携帯電話機取り扱いビジネスを取りやめ、コンビニ店として食品雑貨を取り扱っています。

ルネッサンスホテルから徒歩1分♪

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