第2のLCC firefly社が2016年9月就航成田・関空
エアアジアに続き第2のLCCであるfirefly(ファイアーフライ)が、2016年9月1日からマレーシア航空(MAS/MH)とのコードシェアで乗り入れることとなりました。
クアラルンプール発着の日本路線で成田空港便は週10往復、関西空港関西便は週7往復。マレーシア航空が就航させている(MH)既存の便名にファイアーフライの「FY」便名を付けるそうです。詳細は下欄を参照。
firefly(ファイヤーフライ社)とは?
firefly社は2007年設立。マレーシア航空のグループ企業の格安航空会社。国内線は、ペナンとスバン(旧クアラルンプール国際空港)を拠点に、JB、ランカウイ、クアラトレンガヌ、クアンタン、アロースター、コタバル、イポーを中心に運航しています。
国際便はシンガポール、ブルネイ、インドネシア、フィリピン(マニラ)、タイ王国(バンコク、コ・サムイ島、プーケット、クラビ)、ベトナム(ハノイ、ホーチミン)、香港、ニュージーランド(オークランド)、イギリス(ロンドン)に就航しています。
firefly社にとって日本(成田空港、関西空港)は記念すべき10ヶ国目の国際線就航となります。2016年8月19日に日本側の国土交通省航空局(JCAB)が外国人国際航空運送事業の経営許可申請を許可したと発表した翌日となる8月20日現在、同社のホームページには日本路線の表記がないので詳細は不明ですが、詳しいことがわかり次第追加情報をお届けします。
スバン空港にて待機中のfirefly社の国内便。
すでに就航して庶民から支持されているエアアジア社に続き、マレーシアの第2のLCCとして成田空港と関西空港に乗り入れが決まったファイヤーフライ社。競争原理で価格が下がることは、利用者にとって歓迎すべきニュースです。
国土交通省許可の詳細 続報(1)
ファイアーフライ(マレーシア)からの外国人国際航空運送事業の経営許可申請について、8月19日付にて許可しました。
【申請概要】
- 申請者 FLYFIREFLY SDN.BHD.
- 開始予定日 2016年(平成28年)9月1日(木)
- 路線・便数 KL~成田 10便/週 KL~関西 7便/週 ※既存のマレーシア航空運航便へのコードシェアによる乗入
【会社概要】 ※申請時点
(国籍) マレーシア
(設立) 2007年3月
(資本金) 3億5000万マレーシアリンギット(約100億円)
(保有機材) 20機
問い合わせ先:国土交通省航空局航空ネットワーク部 国際航空室梅澤、三谷
03-5253-8111(内線:48533、48535)
03-5253-8707(直通)
03-5253-1656(FAX)
以上:国土交通省のホームページより抜粋
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku04_hh_000135.html
運航スケジュール(続報2)
クアラルンプール KLIA~成田空港
FY7046/MH70 (10:50)→成田(19:00)運航日:月金土
FY7047/MH71 成田(21:40)→KLIA(翌日04:00)運航日:月金土
FY7048/MH88 KLIA(23:30)→成田(翌日07:40)運航日:毎日
FY7049/MH89 成田(10:30)→KLIA(16:45)運航日:毎日
クアラルンプール KLIA~関西空港
FY7042/MH52 KLIA(23:45)→関西(翌日07:15)運航日:毎日
FY7043/MH53 関西(11:00)→KLIA(16:45)運航日:毎日
以上:Aviation Wireのホームページより抜粋
http://www.aviationwire.jp/archives/97456
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