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マレーシアの国立銀行 BANK NEGARA MALAYSIA (バンク・ネガラ・マレーシア) が発行・管理しています。流通している紙幣は新紙幣および旧紙幣 RM100 ・ 50 ・ 20 ・ 10 ・ 5 ・ 2 ・1 の7種類です。

マレーシアで流通している紙幣

マレーシアの通貨は、Ringgit Malaysia(公式略称はRM : リンギット・マレーシア)という単位が採用されています。マレー語の綴りはRINGGITというスペルです。ローカルでの発音は最後の「T」を発声しないため「リンギッ」もしくは「リンギ」というのが正しい発音なのですが、本章では「リンギット」と表現します。

マレーシアの国立銀行 BANK NEGARA MALAYSIA (バンク・ネガラ・マレーシア) が発行・管理しています。流通している紙幣は新紙幣および旧紙幣 RM100 ・ 50 ・ 20 ・ 10 ・ 5 ・ 2 ・1 の7種類です。

すべての紙幣に初代国王(Agon:アゴン)トゥアンク・アブドル・ラーマン (Tuanku Abdul Rahman ibni Almarhum Tuanku Muhammad) の肖像が印刷されています。なお、新紙幣の一部は、ポリマー紙幣となっています。

50リンギット札の国王肖像の右にある銀色のラインは角度や光線の具合によってレインボーに変色する偽札防止のホログラム加工となっています。

50リンギット札の国王肖像の右にある銀色のラインは角度や光線の具合によってレインボーに変色する偽札防止のホログラム加工となっています。

マレーシアで流通しているコイン(硬貨)

硬貨もマレーシア国立銀行 (Bank Negara Malaysia) によって発行・管理されています。新硬貨が2011 年から発行されるようになりましたが、旧硬貨もまだまだ出回っています。下の写真の上段が旧硬貨、下段が新硬貨です。

硬貨も紙幣と同じくマレーシアの国立銀行BANK NEGARA MALAYSIA(バンク・ネガラ・マレーシア)が発行・管理しています。流通している硬貨の種類は 50 ・ 20 ・ 10 ・ 5 ・ 1セントの5種類発行され流通しています。

リンギットマレーシアのコイン(硬貨)は50・20・10・5・1セントの5種類発行され流通しています。

ただし1セン硬貨はほとんど流通しておらず、商店などでの商品価格は切り下げて支払い計算することが一般的です。過去に流通していた1リンギット硬貨は2005年12月7日をもって通貨流通を終えており通貨として使用することは法律で禁止されています。

マレーシアのポリマー紙幣は熱に弱い

2014年に発行がはじまった第4世代の新紙幣のうち、1リンギット札と5リンギット札はポリマー加工が施されています。水にはかなり強いというか濡れても無問題!乾かせばノンダメージで元に戻ります。折れとか摩擦にも強いのでちぎれたりすることはほとんどありません。

ただし、熱には弱いんです。

「熱」と言っても外気温が35度を超えたりする熱には問題ないんですが、アイロンをかけると想定外のダメージを受けることになります。下の写真をご覧下さい。筆者がリンギットマレーシア札を撮影するためにアイロンをかけてしまったRM 1リンギット札(写真右)です。

アイロンを数秒かけただけで、収縮しブクブクと沸騰した水面のような姿に変身してしまいました。(良い子の皆さんはマネしないようにしてね)


マレーシアのポリマー紙幣は熱に弱い

ポリマー紙幣の透明窓への透かし加工

下記の5リンギット札をご覧下さい。2014年に発行がはじまった新紙幣のRM 5リンギット札のアップ写真です。 紙幣の端にあるポリマーの透明窓に光の当たる角度を調節すると、裏面(下の写真右側)に描かれている犀鳥(サイチョウ)の線画を見ることができます。

南国のお札らしいデザインですね。

マレーシアリンギットのポリマー新紙幣の透明窓への透かし加工

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