カユ・マニスとはマレー語で「甘い木」の意味なり
- シナモン(英: Cinnamon)は、クスノキ科の常緑樹の日桂(ニッケイ)の幹や枝の樹皮をはぎ取り乾燥させたスパイスです。マレー語で kayu manis (カユマニス) と表現します。シナモン、カユ・マニス、ニッキ(肉桂)、桂皮(けいひ)、桂心という呼び方がありますが、すべて同じシナモンスパイスです。
- マレー語の Kayu (カユ)は「木」を意味する単語、 Manis (マニス)は「甘い」という単語です。カユ・マニスとは「甘い香りがする木」という意味になります。この名の通り、スパイシーで甘い独特な香りがあり香辛料として昔から珍重されています。江戸中期に誕生した京都銘菓の「八つ橋」にもニッキが使われています。
- 日本でもおなじみのシナモンはアップルパイ、パン、クッキー、ジャム、アイスクリームなどの菓子類や、紅茶、コーヒーなどの香りづけに使われています。マレーシアではカレー粉(ガラムマサラ)に欠かせないスパイスの一つです。
マラッカのスーパーマーケットにて